米国債利回りはアジア時間の取引時間中に小幅低下し、10年債利回りはさらに4%を下回った。ペッパーストーンのアナリスト、マイケル・ブラウン氏はレポートの中で、「米国のアウトパフォーム、持続的な高インフレ、そして概ね良好なリスク選好度を考えると、2年債（米国債利回り）が3.50%を大幅に下回り、10年債（米国債利回り）が4.00%を大幅に下回るとは考えにくい」と述べた。ブラウン氏は、予期せぬマクロ経済の下振れリスクがない限り、特に長期債において、米国債のさらなる上昇は鈍化すると予想している。