インドの執行局、OctaFX詐欺に関連する2,385億ルピーの暗号資産を凍結

2025/10/21
10月21日、インド執行局(ED)は、オクタFX詐欺事件に関連して、238億5000万ルピー(約2億7000万ドル)相当の暗号資産を凍結しました。今回の措置により、オクタFX事件で押収・凍結された資産の総額は268億1000万ルピーとなりました。首謀者のパベル・プロゾロフはスペインで逮捕されており、インドは身柄引き渡し手続きを進めています。捜査の結果、オクタFXは2022年7月から2023年4月の間に、認可されていない外国為替取引プラットフォームを通じて、ダミー会社や暗号資産チャネルを用いて資金を送金し、インドの投資家から187億5000万ルピーを詐取していたことが明らかになりました。EDはこれまでにもヨットや高級住宅などの実物資産を押収してきましたが、今回の暗号資産の凍結は、この事件における資金洗浄の新たな手段を明らかにしています。